JUMP担がSexyZoneの名脇役を分析してみた

異性の親友を好きになるのはどれだけ大変なことなのかわたしはそのシチュエーションになったことがないから分からない。告白をしたら気まずい関係になってしまって前みたいな関係に戻れることはないかもしれないし、かなりリスクは高いと思う。告白が成功したらこっちのもんだが。

 

Sexy Zoneの名脇役を聴いた。このタイトルを見た時にback numberの助演女優症みたいだなぁと思った。タイトルからして、自分は彼女あるいは彼の主人公にはなれないという曲なのではないかと予想できた。

いざ、聴いてみると、とても切ない。でも少し前向きな曲だった。

 

 何故なのでしょう告白したわけじゃないのに

べつにフラれたわけじゃないのに

僕は何故 苦しむのでしょう

「それは多分 分かってるから」

ってそれさえも分かりたくない

もういっそ もうずっと

 

「それは多分、分かってるから」は、告白してもフラれることが分かっているから主人公は告白をしないのだろう。告白しても同じだし、できないというのが正しいのではないだろうか。この主人公は親友という一番身近な人を好きになってしまったから諦めようと思うのではなく、「そんなことばっかを考えていること 君が知るのはいつになるのかな」で分かるように告白はしないけれど彼女がいつ自分の気持ちを知ってくれるか待っているように感じられる。なので、主人公は焦ってもなく、彼女のペースで自分の気持ちを知ってもらえたらそれでいいと思っているのが分かる。

何かしらの間違いでいいから 僕のものになってくれないかなあ

から、絶対に彼女に振り向いてほしいと思うわけでもなく、あわよくばというのが含まれているように思う。

何にも知らないくせして「どうしたの?」なんか聞いてくんな

他でもない君でこんな始末になってるんだよ

なんて言えるわけもない 僕はいつもと同じ顔で言う「なんでもないよ」

自分がこんなにも彼女のことを考えているのに彼女は平然とした顔で「どうしたの?」と聞いてくる。「君のことを考えていたからだよ」と言えるわけもなく、「なんでもないよ」と答える。ここで君のことを考えていたからだよなんた言ったら、今までの関係がパーになってしまうし(彼女は主人公のことを好きという感情が一切ない)それじゃあ元も子もないから言わないようにしたのだろう。

 
「世界探したら 星の数ほど他にも
たくさん女の子はいるから」
なんてこと 聞いた気するけど

それなのにどうしてだろう 君がいいのは
いや、答えなんかはいいんだ
ただちょっと

「世界探したら〜」は友人に言われたのかテレビなどで聞いたのか分からないけど、主人公は彼女しかありえなくて、でもなんでかわからないけど答えなんかはいらない。恐らく主人公はもしかしたらいけるかも…と少なからず思っているところがある。


目が合ったくらいでいつも
「もしかして…」なんて思ってしまって
あまりのバカさに思わずもう笑えてくるよ
きっと何の意味も持たないその仕草に
僕はまた振り回されんだよ
なんにも知らないくせして
「なんで笑ってたの?」って言うな
他でもない君でこんな始末になってるんだよ
なんて言えるわけもない僕はいつもと
同じ顔で言う「え?笑ってたかな?」

主人公は彼女とよく目が合うのだろう。こんなによく目が合うのは自分だけだと期待してしまっているから先ほどの歌詞にあった「ただちょっと」で少し自分に希望があるように思っている。でもべつに彼女は主人公に対してなんの気持ちもなく、ただ目があったから微笑んでいるだけ。「目があったくらいで"いつも"」とあるように主人公は毎回それに期待してしまっている。ちょっぴり可哀想。自分に呆れて笑ってしまうと「なんで笑ってたの?」と彼女に聞かれる。「君のせいだよ」と言いたいけど、平穏な日常を壊したくないから「え?笑ってたかな?」ととぼける主人公が切ない。

 

君の友達ランキングだったら
僕はナンバーワンを取っているんだろうか ならば
もしも「親友に抱く感情が好きに近い」が本当だとすれば、君は僕を

ここで分かるのが、主人公と彼女は親友であること。幼馴染なのか分からないし、たまたま気があってめっちゃ仲良くなったのかもしれない。親友ということは、相手の良いところも悪いところも全て知っている、なんでも話せるような存在。

親友(しんゆう)とは、とても仲がいい友人をさす (Wikipediaより引用)

とあるから本当に彼女と仲が良いのだろう。「君の友達ランキングだったら僕はナンバーワンを取ってるんだろうか」とあるが、主人公は周りからも仲が良いと思われていると知っているからナンバーワンを取っているのかと聞けるほど自信があるように思える。君がそう思ってくれていたとして、もし「親友に抱く感情が好きに近い」だとしたら君は僕のことを好きだということになると主人公は言っているのではないだろうか。

 

また同じ“たられば”を繰り返して“友達”という肩書き背負(しょ)って
なんとかギリギリ君の隣にいられるのです
なにかしらの間違いでいいから
僕のものになってくれないかなあ

いつも「そうだったら」「そうしておけば」などたらればを繰り返して、結局は友達止まりだけどそれだからこそ君のとなりにいることができて、なにかの間違いで君が僕のものになってくれないかなぁと思っている主人公だが、これもたらればだよなぁと思う。先にも書いたが、主人公はそこまで焦っていないだろうなということがわかるし、「くれないかなあ」で語尾に「あ」が入ると現実味がないことをよりリアルに表していると思う。

忘れさせてもくれなくて
むしろ忘れたくなんかないって
身体でも頭でもない心が言うのです
だからもう困らせてよ 苦しくさせていてよ
そんな風に優しくしといてよ

はじめは「困らせないでよ 苦しくさせないでよそんな風に優しくしないでよ」と言っていたのに、「だからもう困らせてよ 苦しくさせていてよ そんな風に優しくしといてよ」と変わっているので 少し開き直ってきた主人公。彼女のことを忘れることなんてできないし、彼女と離れるなんてことはできないから、この気持ちを伝えなくてもいいからいつも通り接してほしいという主人公の願いがあるようにも感じる。

 

そんなことばっかを 考えていること
君が知るのは いつになるかな

冒頭でも書いたが、ここが少し前向きだなぁと思ったところである。「今すぐこの気持ちを知ってほしい」ではなく「君が(この気持ちを)知るのはいつになるかな」が余裕があるようにも考えることができる。

だからこの主人公の恋はまだ諦める必要がなくて、主人公次第で彼女の気持ちが変わる可能性があるのではないか…と思う。

 

SexyZoneは「友達のことを好き」みたいな曲が多いようなイメージが個人的にある(JUMP担なので全く詳しくはないが、他担であるわたしが感じた印象である)。「A MY GIRL FRIEND」もちょっと似ているように感じる。

アイドルが歌うこういう曲が大好きなので、Hey!Say!JUMPもこういった曲をしんみり歌ってほしいなぁと待ち望んでいる。