ポエマーかよ(笑)と笑われそうな話。

アイドルって虚像なのかなとたまに思う。

虚像を英語にしたら「アイドル」になるって知ったのはつい最近。

なんか虚像って言葉は切ないなぁと思う。

でも彼達が「虚像」という仕事を楽しんでやってくれているのを見ると、嬉しいなぁとも思う。
実にめんどうなオタクである。


でもやっぱり、虚像って言葉は切ない。


彼達には彼達の生活があって、
人生があって、
その虚像という世界に入るのを、親に決められた人もいれば、自分の意思で決めた人もいる。

理由はどうであれ、きちんとアイドルとして生きている彼達を見ると、すごいなぁと思う。


私はなんとなーく生きてなんとなーく専門に入ってなんとなーく過ごして、結局やりたいことも見つからないまま、専門学校に行っている意味さえわからないまま、就職活動をしていて、とりあえずちょっと興味があるもの、あったものを探して、
「それが本当にやりたいことなの?」と聞かれたら、いや違うなと答えるだろう。
なんとなく仕事を探さないとダメだから、
みんなが就職活動してるから、
親が就職はしなさいっていうから、
これだからゆとりはって笑われるのかな。


そんな私だからこそ、
アイドルという職業をしていて、幼い頃からテレビに出たり、大人の事情を幼いながらに知ったり、できる人は売れる、気に入られたら売れる、とかそんなことを幼い頃からひしひしと痛感するような現場にいていた彼達のことを思うと、尊敬でしかない。


そりゃ、辞めたいな…とも思ったかもしれないが、その気持ちを乗り越えて今でも輝いてくれているという事実は素晴らしいことである。

たとえそれが、虚像と言われても。



私達が見ているのは、虚像なのだ。
本当の彼達ではないのかもしれない。
彼達は虚像を提供して私達に夢と希望を与えてくれる。
それは私達からしたら、嬉しいことだし楽しいことであるが、なんだか切ない。

彼達が一生、虚像として生きてくれる事を思ったら、たまに胸が張り裂けそうになる。


私達みたいに変装もせずに街を歩きたいかもしれない。
声をかけられることなく楽しくショッピングもしたいかもしれない。
比べられたくないかもしれない。
すきに恋愛をして結婚したいかもしれない。
いろいろしてもスキャンダルにはならない。
年をとってひっそりと暮らしたいかもしれない。


やっぱり彼達は幼いときに人生を決められていてなんだかよくわからない気持ちに私がなる。
いや、同情をしている気持ちはさらさらない。
当たり前に。1ミリも。


彼達はひとりの人間である。
私達ファンがいるが、そもそもひとりの人間である。
泣きたい時は泣きたいし、
怒りたいときは怒りたいし、
でも、それを私達にあまり見せないのがお仕事なのである。
ひとりの人間として怒りたいときはその内容を怒りたいときもある。
違っていると主張したいときもある。
でもそれが安易に彼達にはできないのだ。
事務所という大きな壁があるから。


ジャニーズとは写真をプライベートで撮れなかったり、
SNSでもジャニーズの写真は公式では載せてはいけないし、
サインも以ての外。
それはやはり事務所が決めた意向である、


写真を求められてお断りするのも大変だと思う。
テレビのロケ中にお客さんとゲストとかで写真を撮るときも彼達は写真を撮る役にまわる。
ちょっと写真は一緒に撮れないんですヨォなんていいながら。

いや、事務所が悪いとかではないんだけど、
彼達の人生、事務所に縛られているのかなぁと思ったら切ない。

もう一度言うが、さっきから同情みたいに聞こえてしまうのは
個人の見方や考え方であるが、
私は同情を、しているつもりはこれっぽっちもない。


でもやっぱりテレビにでて、
コンサートをしてくれている
彼達を見るとやっぱり嬉しい。
元気になる。

夢と希望を与える仕事
なんて聞こえはとってもいいが、
彼達の葛藤は壮大なものだとおもう。
私達が知らないだけで。


これからも元気な彼達がみたいし
かっこいい彼達がみたい。
人間らしいところも見られたらとっても嬉しいが。


体には気をつけて
日々アイドルとして生きて欲しいなぁとおもう私でした!!!!!!

いきなり語って申し訳ないです!!!
なんかふと思ったから書いてみた私のきまぐれです(笑)