花のち晴れ8話を見た感想「音ちゃんそろそろいい加減にしよう?」

地味で目立たないようにしている女の子に限って、学年で目立つグループにいる男の子が好きになるっていうストーリーそろそろ見飽きたんだが???と思っているのに見てしまうのは何故だろう。

花のち晴れ8話を見たけど、これはマジでもうなんというか切なすぎるし、もういい加減にしろ!とも思うし感情が忙しい。

 

まず、音とハルトはマジでバカ。音に振られたハルトは吹っ切れた(絶対ウソ)と言ってめぐりんとの交際を受け入れ体制に入る。めぐりんは「ハルトの彼女(仮)」になれたことが嬉しくてハルトに抱きつく。それをふざけんじゃねぇという目で見るあいり(いいぞもっとやれ)。なんやかんやあって、音はハルトに学園にいることを報告する。ハルトも音にめぐりんの彼氏(仮)になることを報告する。2人は「これからは友達でいよう」と握手をする。

そうかそうか…友達になるんだったらこれまでとは違ってハルトには期待をさせないような態度を取りつつもいい関係を築くのか…と私は思っていたけど、そうはいかないのが花のち晴れなんですよ!!!!

 

友達だから今まで音がハルトにしなかった挨拶もするし、友達だから天馬くんとの映画デートのときにめぐりん・ハルトカップル(仮)と遭遇しても嫌がらずに一緒に映画を隣で見て、なんならかき氷も食べに行っちゃうからね?!遊園地デートのときとは大違い!!!友達ってすごいなぁ…。

しかも友達だから音がいつもと違ってテンションが低いということを一瞬見ただけでハルトは分かっちゃって「なんかあったんだろ、話せ」って言うと なかなか言わない音に「俺たちは友達だろ?」って言うんですよ。それで音は友達だから…と思って相談をするんですけどね…あのォ…友達って言葉の汎用性高いなオイ

友達友達って本当に音への気持ちは100%無いのかって話なんすよ。音も音で、友達だからなんでも言うってのも違くないすか?相談する相手色々間違えてません??相談するならあいりにしろよな???2人きりでわざわざベンチにまで座って相談ってか??「ほんっっっとしょーもねぇな」って音に言われた言葉をハルトが言うんですけど、もうなんなん????「あっ、あのとき私が言った言葉 ちゃんと覚えてたんだ…」とか思ってんじゃないのか?お????

 

 

音ちゃん「私らしく生きようと思ったら沢山の人を傷つけちゃって…」

いやもう既に沢山の人傷つけてんだからさっさとハルトと付き合って天馬くんとめぐりんを解放してあげろよな(小声)

相談を聞いてもらった音は最後にこう言うんですよ。「あんた最高の友達だね」って。は???い??????さっきから友達友達って、君たちは分かってない!!!!!友達って言って相手を想っている気持ちを押し込もうとしているだけということに!!友達と言うことによって、2人で会ったり話したりする口実にしようとしてるだけなんじゃないの。何か言われたら「友達だから」って言い返せるもんね、なんて楽なんでしょうか。その関係が一番いいのかもしれないね。お互い友達って思ってるんだからそれ以上の感情はないもんね。お互いが友達って言ってたら周りも「そっか、友達なのか…だから仲良いのか」ってなるもんね、なんて素晴らしい!!!友達って言葉すごいね!!

そもそもダブルデートみたいになって映画に行った時も音とハルトだけ笑うタイミングや驚くタイミング、泣くタイミングが一緒だったし、かき氷食べてるときも「かき氷おいしい?」に対して「まあまあだな」ってハルトが答えるんだけど、それを聞いた音が「神楽木の言うまあまあはおいしいって意味なんだよ」なーんてみぐりんに言っちゃうし、ほんとなんなの????からの音のベロがシロップの色になってるのをハルトはびっくりしてると鏡を取り出して「神楽木も見てみなよ」って見せるし、それを見て「毒が入ってるのか!?」って焦るハルトに「違うよ〜〜シロップだよ」とかなんとか言って2人で言い合いしてるし、まじでなんなの????天馬くんとめぐりんの気持ち考えたことある???天馬くんなんて死んだような顔してかき氷食べてんだよ???

 

とまあ取り乱しましたが、そんなわけで色々ありまして、音は天馬くんとのこれからの婚約についての食事会に遅れて行くんですよ。食事のコースが終了してそろそろお開きにしますか…ってときに音が登場。天馬くんは音が来てくれたから嬉しくて食事会のときとは打って変わって表情がにっこりとするんですよ。なのに、音の後ろにはハルトが。一気に顔が引きつる天馬くん。そしてハルトは、音が食事会に遅れたのは自分のせいだと頭を下げます。

すると天馬くんのお母さんが口を開きます。「あなたは音さんとどういったご関係ですか?」と。さすがです。性格の悪さが声に出てしまっています。

そしてハルトはこう言います。

 

大切な友人です

 

宇多田ヒカル「うるさいほどに〜高鳴る胸が〜〜柄にもなく…」

 

ハルト「彼女は…世界中の誰よりも馳天馬くんを愛しています。

江戸川はずっと心配してました。 完璧な馳くんに自分は釣り合わないんじゃないか、自分のせいで無理させてしまってるんじゃないかって。

けど馳くんは変わらず江戸川さんを愛しているってことを知って、彼女は本当に喜んでいて、馳くんを誰よりも大事にしていて、僕から見ればもう十分馳くんの気持ちに応えてるのに。

 

けど、まだ向き合えていないって悩んでて。そのせんでたどり着いたのが自分らしい自分を馳くんに好きになってもらいたいって、そんな…馬鹿みたいに真っ直ぐな答えで、

それはずっとずーっと馳くんの隣にいたいって答えで、彼を笑顔にしたいって思ってるからなはずです。だから、今日の食事会は江戸川さんはとても大切にしていました。

 

なのに…僕が全部ぶち壊しにした。本当に江戸川さんは悪くないんです!許してやってください!!」

 

 

 

はぁなにそれわたしハルトと付き合うハルトと結婚する。音がぼさーっとしてる間にわたしがハルトもらうからな(小声)

 

それを聞いてるときの天馬くんの顔といったら見ていられないですよ。

こんな顔してるんですもん。

音とずーっと一緒にいたのは天馬くんなのに、その天馬くんよりもハルトのほうが遥かに音のことを知ってるんですもん。音のために謝る姿を見てなんとも言えない気持ちになってるでしょう。なんで神楽木がいるんだよって思ってることでしょう。音はなんでそこまでして永徳を守りたいのかって思ってることでしょう。天馬くんの気持ちを考えたら辛いですね。

 

そんでもってハルトの言葉を聞いてる音の顔がもうなんていうか…

 

もうこれ惚れてんな???

わたしのことよく理解してくれてたんだ…なんでそこまでしてわたしのために謝ってくれるの?なんでそこまでして説得させようとしてけれるの??と思っていることでしょう。

そもそも何かあれば「全部わたしが悪いの」って謝る音ちゃんですからね。こんな風に自分のためを思って謝ってくれる人がいたらそりゃ惚れそうになりますわな。

でもな、音。これだけは覚えておけ。なんでもかんでも「全部わたしが悪いの」って言うのはダメだからな。言っときゃいいみたいなところないか???心当たりはないか???全部わたしが悪いって言ったところでなにも変わらないし、それでみんなが丸く収まるなんて思うんじゃねぇぞ???いいか、これはお父さんとの約束だ。忘れんじゃねぇぞ。

 

はぁ〜〜まじで神さま不公平。2人に同時に愛される人もいれば誰にも愛されない人が世の中にはいるんだよ???平等にしたらよくない??なんで2人同時に愛される人がいるわけ???まじで謎なんですけど。

 

結局ハルトはめぐりんの彼氏になることをめぐりんに告げるわけなんですよ。しかもハルトが抱きしめちゃってますからね。そりゃめぐりん泣いて喜ぶわ。

 

なのに、めぐりんを抱きしめてるハルトはなんか浮かない表情なんですよねぇ。

 

「これでいいのか??」とか思ってんだろ???これでいいわけねぇからな???ハルトと音は付き合ってもらわないと困るんだわ、分かるか????めぐりんを抱きしめてる場合じゃねえんだよ。

 

そして天馬くんと音も中々カオスです。

 

 だってもう天馬くんの目が死んでるんですもん。1人くらい人殺せそうじゃないですか?(やめろ)ていうかもうこのまま消えちゃいそうな感じしませんか???ヤダ…自分で命を絶つのだけはやめてね、天馬くん…。

 

そしてなにが一番怖いかって…もう……ね……

 

〜完〜