SixTONESのこの星のHIKARIが拗らせオタクにはしんどいよって話

初めて少クラで聴いた時に鳥肌が立った。メロディーが素敵すぎて歌詞がエモすぎてきゅんきゅんしてしんどかったのが忘れられない。拗らせ女子にアイドルがこんな曲を歌ったら余計に拗らせてしまう。それくらい中毒性があってついつい妄想してしまう、そんな曲だ。わたしはスト担ではないから詳しいことは知らないけれど、SixTONESが初めてもらったオリ曲であるというのは有名な話だ。少年たちで披露されたらしい(とネットで書いてあった)。

今回はこの星のHIKARIの歌詞の考察をしたいと思う。スト担ではない他G担のブログなのでそこらへんは大目に見て頂きたい。

 

この曲は、全く意識されていない好きな人に片想いをしている主人公の曲で中々に切ない。「瞳の奥にまだ僕はいない」から分かるように、全く意識されていない。「歯痒さを抱きしめながら」も好きな人のことを想う健気な主人公に泣けてくる。「うつむくその横顔も ふと見惚れてしまうから目を逸らす」があるから、一体主人公と好きな人はどれくらいの距離で、どんな関係であるのかがよく分からなくなるが、「2人でいると時間はこんなにすごいスピードで駆けていく どうしてだろう」とあるからそれなりに近い存在であるのが分かる。友達だけど、向こうからは全く意識されない主人公…。いい人過ぎるのかな……。

 

「うつむくその横顔」を見るだけで、好きな人と目が合いそうになったら目を逸らす主人公…中々奥手すぎる……。そりゃ好きな人には伝わらないのでは???でもその理由が「ふと見惚れてしまう」だから許す!!!!!(誰)主人公は奥手すぎるけどピュアな心の持ち主である(勝手に)。

「もう僕のそばにいたらいいと 素直に言えたなら」主人公は素直にその一言が言えない。何故なら友達だから。それなりに近い友達だから。告白してしまったら、今までみたいに一緒にいられないし、向こうにも気を遣わせてしまう。だから主人公はたったその一言が言えないのだ。

「そんな一言 伝えられない 僕は空を見上げている」言えないから空を見上げてしまう主人公……ダメダメすぎでは???でも、これを田中樹に置き換えて見てみよう。あの見た目はチャラチャラしていてオンナたぶらかしてそう(やめろ)(好きだよ)な田中樹が、「俺のそばにいたらいいじゃん」って一言が言えなくて空を見上げていたら、ピュアすぎてきゅんきゅんが止まらなくなってしまう……。主人公が田中樹ならオッケー!!!

 

「この星に溢れてる HIKARI集めて 君を照らしていくForever」なんて田中樹はロマンチストなんだろう……(溜め息)。素敵すぎる。この地球に溢れているHIKARIを集めてわたしを照らしてくれる田中樹。_____好きです、付き合ってください。それくらい相手が自分にとって素敵な人で、大切であるかということを表した表現で、とても綺麗で繊細。

「瞳の奥に まだ僕はいない 歯痒さも抱きしめながら」ここが切ないところ!!!!好きな人の瞳の奥に主人公はいない。眼中にない。でも、主人公は好きな人を見つめていて見惚れてしまいそうになるから目を逸らしてしまう人だ。もしかしたら目を逸らさずに好きな人を見つめていたら、好きな人は主人公のことを見ているかもしれない。もしかしたら両想いかもしれない。田中樹さん、安心してください。わたしと貴方は両想いです。間違いなく両想いです。そこまで不安にならないでください。

 

「誰かが君の前に現れてしまう前に 今届けよう その全て僕の手で守り続けて行くからね」そうだよ!!!!!!!誰かに好きな人を取られる前に行動しなければ!!!!!いけないのだよ!!!!!!!はやく伝えろ!!!!!さあ田中樹よ!!!!!わたしに告白してくれ!!!!!!!!!!主人公は、好きな人の全てを守り続けると誓うくらいにも愛が深い。良い。

 

「2人でいると時間はこんなにすごいスピードで駆けていく どうしてだろう」前述した通りこの2人は友達ではないのかと思ったがあるもう一つの説が浮上する。もしかしたら、この時に初めて2人になったのかもしれないということだ。よく分かる歌詞があるので後述する。「どうしてだろう」は、"いつも2人でいるのに時間が過ぎるのがはやい"からなのか、"初めて2人きりになったから時間が過ぎるのがこんなにもはやかったのか"という気付きなのか、いろいろ想像できる。

「時が止まればと初めて感じた 君が教えてくれた」ここがわたしにとって「??」ポイントである。考えられることが2つある。

一つ目、主人公がこんなにも好きになった人は今までいなかったということ。時間が止まってほしいと思うくらい好きな人のことを本気で好きになったということである。わたしはこの曲を初めて聞いた時はこのように感じていたが、歌詞をよく見ているともう一つの説が浮上した。

二つ目、時が止まればと主人公は「初めて」感じたのである。いつも一緒にいるくらい仲が良かったら初めてに感じることはないに等しい。例えば"主人公と好きな人含むいつめんが複数人グループ"で、2人きりの時間が中々作れなくて、初めて2人きりになってそう感じているのであれば納得できる。が、好きな人が短い期間で知り合って想い続けているような曲には感じない。もしかしたら、主人公と好きな人はそこまで接点がなかったのでは?とすら思える。

 

「その全て僕の手で守り続けていくまで」腑に落ちない終わり方でこの曲は終わる。色々考えた結果、主人公は好きな人に想いを伝えないのではないかと思う。この曲は、主人公の頭の中だけの話であり、妄想なのではないか。「守り続けて行くまで」の後に続く言葉を探したが見つからなかった。「守り続けて行くまで君のことを想うよ」と付けてみても、どうしても最後まで片想いソングになってしまう。

でもそれが正解なのかもしれない。

SixTONESが、アイドルがこの曲を歌うから拗らせるし、こんなにもイケメンが「瞳の奥にまだ僕はいない」とファンに例えて歌ってくれるのだから拗らせる。うつむくその横顔をふと見惚れてしまうから目を逸らすなんて歌ってくれるからついつい想像してしまう。何より生まれた時からイケメンで怖いもの知らずそうなSixTONESが、好きな人に告白できなくて誰かに取られてしまう前に告白しなければ!と焦っている様子がなんとも言えないくらいに最高。それを勝手に自分に置き換えて聴けてしまうくらいにこの曲はヤバイのだ。瞳の奥にSixTONESがいないことなんてあり得ないのにそれを歌ってしまうのだ。SixTONESがファンに対して「SixTONESから離れないで。俺たちのことだけ見て」と言っているようにも聞こえる。このままどこか遠くへ連れて行ってほしいし、それがファンの本望だ。これは結局、SixTONESとファンの関係性を表した歌なのではないだろうか。わたしと田中樹は両片想いなのであり、これは2人にしか分からない事実なのだ。

 

田中樹が「俺のそばにいたらいいじゃん」と言う。わたしは聞こえなかったので「…え?」と聞き返す。すると田中樹は「やっぱりなんでもない!忘れて!」と笑顔で応える。

わたし『なにそれ気になるじゃん!!!』

田中樹「いやほんとに気にしないで!」

わたし『え〜でも何かわたしに言ってないことあるでしょ!昔から隠し事しないって約束じゃん!』

田中樹「じゃあさ、言うけどさ、お前好きなやついんの??」

わたし『え?ん〜〜いないよ??(樹だけどね)』

田中樹「マジ???でもこの前『前髪切りすぎたから好きな人に嫌われるかも……』って友達に言ってなかった?」

わたし『えっ。。?!それはぁ!!!それは、、、樹はどっちかというと綺麗系の方が好きかなぁと思って。。ゴニョゴニョ』

田中樹「えっっっ??まって?????お前の好きな人って、もしかして、、俺??」

わたし『(頷く)』

田中樹「ちょっとまって………俺も好き。付き合ってください」

わたし『ハイ。こんなわたしでよけれ(文字数)

 

 

ハッピーエンド最高だな??????????

 

(この星のHIKARIが音源化されてカラオケで死ぬほど歌いたいので事務所の偉い方、どうぞ宜しくお願いします)